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2024/11/21 18:06


GALLERY唐重では、次世代を担う若手作家による特別展「土と木と布」(2024年12月20日(金)~12月30日(月))の開催が決まりました。本展にご参加いただくのは、こちらの3名の作家です。

〇土/今年の春に独立した唐津のやきもの作家・飯田隼人さん
〇木/徳島県に工房を構える木工作家「日の出ロクロ」藤本博久さん
〇布/福岡県の久山を拠点に布と絵をテーマに活動する「摘草」阿部美鈴さん

共通するのは、丁寧な手仕事から生まれる、日々の暮らしに寄り添う作品たち。今回は食卓を中心とした、冬の生活を彩るアイテムを取り揃えました。温かみがあり、どこか愛嬌を感じさせる作品で、そのほとんどが一点ものです。

それぞれ異なる素材や表現方法を持ちながらも、土と木と布が融和することで、暮らしをより豊かなものへと導きます。

さらに、GALLERY唐重の特別展の開催を記念して、同じくKARAE1階に入居するミニシアター「THEATER ENYA(シアターエンヤ)」のホワイエでは展示会を同時開催。今回ご参加いただく3名の作家それぞれが、実際に制作の現場で使用する道具などを展示し、制作の背景をより深く知ることができる貴重な機会となっています。

ぜひ足をお運びいただき、作家たちの作品と想いに触れてみてください。


【イベント情報】特別展「土と木と布」

■会期:2024年12月20日(金)~12月30日(月)
■時間:10:00~18:00
■在廊:12月22日(日)は作家3名皆さんがご在廊されます
■場所:KARAE1階 GALLERY唐重
※シアターエンヤでの展示会詳細は後日当サイトにてお知らせいたします。


【参加作家のご紹介】

■飯田隼人


1991年 福岡県北九州市生まれ。有田窯業学校を卒業後、2016年より唐津焼窯元「あや窯」、2018年より唐津市浜玉の「天平窯」で修行を重ねる。弟子明け後は「天平窯」所属作陶家として経験を積み、2024年春に独立。唐津に自身の窯を構える。伝統的な唐津焼の要素を取り入れながら、既存の枠にとらわれない自由な発想でオリジナルの作風を切り開く、今注目の若手作家。
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■摘草 阿部美鈴


1990年 福岡県久山町生まれ。美術科の高校を卒業後、服飾専門学校へ進学。アパレルブランドのデザイナーとして勤務する中、会社の同僚からの誘いを受け、退職後に共同でファッションブランドを立ち上げる。その後、個人作家活動を開始。現在は布に絵を描くことを基軸に、多様なプロダクトを製作中。瑞々しい野の草花を布に描くことで、光や風、様々な自然の情景を表し、ファンの心をつかむ。
〇Instagramはこちら


■日の出ロクロ 藤本博久


1990年 大阪生まれ。大阪成蹊大学 芸術学部在学中に民芸・アートに惹かれ、卒業後は物作りの現場で経験を積みながら作品を発表。祖父母の出身地・徳島に移住し、木工ろくろの師匠のもとで木と加工技術について学ぶ。2024年 父の家業の屋号から着想を得た「日の出ロクロ」の名で、木工作品の製作活動を本格的に開始。古材・廃材の木目の個性を活かしながら、器や生活の道具として再生させる。
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